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【タイガー&】鈴仙奮闘記4【バニー】


[561]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/25(土) 23:58:01 ID:???
日向への恐怖半分、敬意半分が混じった沢田の主張は、
科学者である夢美にしてみれば非常に『非科学的』であり、『非論理的』なものだった。
単なる日向への恐怖と、今までの何となくの経験論で彼は話しているだけではないか。
普通の科学者。否、普通の人物ならばそう思ってしまっても全く仕方のないような、とりとめのないものだったが。
岡崎夢美は普通の科学者や、普通の人物の域を大きく越えていた。

夢美「成程…。つまりその状況こそが、彼の持つ「魔法」の発動条件であると、そう言うのね?」

沢田「…は? ま、魔法…ですか?」

夢美は科学を調べつくし、この世のほぼ全ての理を知ろうとした時に。そこに『魔法』があると考えた。
非科学的で非論理的と学者達が切り捨てる中にこそ真理は潜む、と。
…沢田自身すら支離滅裂と感じていた自論。『日向は追い詰められた時こそ真価を発揮する』は、
まさしく日向の持つ「魔法」ではないかと、夢美は考えたのだった。

夢美「――なるほど。では、私の方はデータ収集とさせてもらうわ」

夢美はこれを最後に反論を止める。そしてこのチームには夢美以外にまともに日向に反論する者は
居なかったので、ヒューガーズはこのままキックオフの態勢を取ることになった。

日向「(…ククク。やはり試合はこうでなくてはな…。ハアハア…! 俺はもう、身体からコーラが吹きだして来そうだぜ…)」

2点差。自分自身の体力不足。日向はこの苦境に立ち…。笑っていた。
そして、その目は――飢えた猛虎の如く狂っていた。

*日向のスキル・隠れMLV1が発動しました。解除されるまで日向の全能力が+1されます。


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