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【タイガー&】鈴仙奮闘記4【バニー】


[647]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/27(月) 21:29:49 ID:???
A:「どうしたの? ウチのチームに興味があるのかしら?」まずは軽く探りを入れてみる

鈴仙はキャプテンとして、毅然な対応を取る。
もしもこれを受けて不審な様子が拭えないようだったら、弾幕なり狂気の瞳なりで追い返せばいいし、
もしもファンだったり通りすがりだったり…とにかく無害な人物であればその時に対応すればいい。
そして常識が大好きな反町は、鈴仙の常識的な対応に少しだけ心を開く。

反町「俺……反町一樹って言います。今は妖怪の山FCで助っ人FWをやっているんですが…」

鈴仙「(――そうだわ! 思い出した。この子、こないだの試合でもゴールを決めてたじゃない。
…天狗さん達が目立ち過ぎてて地味だったから、忘れてたけど…)」

鈴仙は反町が地味だが決して平凡ではないシュートコントロールを活かして放ったシュートを
思い出す。威力自体は星や自分に大きく劣るものの。彼も決して侮れぬ選手と感じていた。

反町「(…本当は見たことあるけど、今まで忘れてたって顔してるな、この人……)――実は、俺は日向の手下だったんです」

ここで反町は、自分の過去の境遇を語る。鈴仙は自分の境遇と重ね合わせ共感を覚えたり、
「いやー、ここまで酷いんだったらウチはまだホワイト企業ねー」とか安心したりしながら話を聞くのだが…

反町「俺は、今試合に出ていた二人の人間――タケシや若島津と違って、本当は日向を死ぬほど憎んでいた。
絶対に、コイツに勝ちたい。コイツが否定した俺のやり方で、俺はあいつを上回りたい、って、いつも思っていたんだ」

ここで、反町の語調が強く、荒々しくなる。日向への怒りが、日向を深く知らぬ鈴仙にまで深く響いた。

反町「そして――。俺は前半戦の戦いを見て思った。 力が必要なんだ! あいつの力そのままは嫌だけれども。
嫌だけれども…やっぱり俺の正義を語るには、俺なりの力が必要な事に気がついたんだ!
少し器用なシュートを撃てただけで安心してたんだ! でもそんなんじゃあ、日向には俺の正義を示す事ができない…。
けれど、君たちは…あの日向に、息の合ったパスワークと互いに互いのミスをフォローし合うサッカーで、前半を有利に戦った!
君たちの力が、日向の力に勝っていたんだ!」


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0ch BBS 2007-01-24