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【タイガー&】鈴仙奮闘記4【バニー】
[840]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2013/05/31(金) 23:48:27 ID:???
E:鈴仙を心配そうな目で見ている中山に話しかける。
中山「な、なあ…鈴仙さん?」
鈴仙「な。何かしら!?」
選択肢には「話しかける」とあったが…。むしろ中山の方が鈴仙のただならぬ雰囲気を察して、
慰めにというか、フォローに来てくれていた。鈴仙は凛とした態度で中山に望んだつもりだったが…。
中山「(…半泣きだしなあ、この人。……ミドルに関して言えばこの試合、日向の次くらいには
実力を持っている筈なのに決まらないのだから、気持ちは解るが――)」
中山には(というか、大体の人には)鈴仙のそんな強がりは見え見えで、
しかも自慢の長い兎耳も、何時もの五倍くらいはへにょへにょになっていた。
中山「――辛いだろう、鈴仙さん。努力した結果が、中々発揮されないというのは」
鈴仙「な、中山さん…」
中山「練習の時ではあんなに素晴らしいプレーをしていたのに、いざ本番で偶々ミスをすると、本当に悔しい。
しかもその努力を解らぬ観客はそいつを慰めるどころか、傷口に塩を塗るような事ばかり言って来る。
…こうなったらもう、本当にやる気がなくなる。それか、むやみに失敗した所の練習ばかりして、結果効率を落とす。
――当然悔しさは実力向上のバネになるのだが…。悔しさに目を奪われ、自分の目指すべき道を見失っては
どうにもならない―――って、すまんすまん! 本で読んで気に入ったから、つい長話を…」
中山は的確な言葉を並べたてて、鈴仙の心の傷をフォローせんと、頑張ってくれている。
こうなっては、自分も落ち込んではいられないな、という気持ちになって、少しは何時も通りの自分に戻る。
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0ch BBS 2007-01-24