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【タイガー&】鈴仙奮闘記4【バニー】


[867]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/01(土) 17:22:26 ID:???
B:従順でないだけで切り捨てる事はやりすぎだと思うが、時には冷静な判断を下して行けるようになりたい。

鈴仙は中山の言葉に対して、概ね賛意を抱いていた。
それは自分が今まで育ってきた環境そのものが、まさに中山の言っていた通りの場所であることもあったし、
自分が尊敬する師匠――八意永琳の方針に概ね合っている物だったからだ(師匠は姫様には大甘だけど…)。

――だが、それを自分自身も実行に移すことが出来るのか? そう自問したが…

鈴仙「(む…むむむ、無理! 自分が下の立場で相手からそう命令されるならともかく、
自分が上官になって相手にそんな事強要するなんて、考えられないよっ!)」

……ずっと相手から厳しい評価を受け、時には酷使された揚句碌な見返りも受けない。
そんな扱いを受けてきた鈴仙にとって、冷静な判断を下し続ける事は困難だった。
組織の改善のためには冷酷さも必要と、教科書や玉兎軍、そして永遠亭での経験から理解はしていたが。
なまじ相手の事を思ってしまうからこそ、鈴仙にはそれを完遂する自信は無かった。

中山は難しい顔をしている鈴仙の姿を見て少しだけ苦笑いを浮かべ、ばつの悪そうに話しかける。

中山「……前言撤回するみたいで悪いが、そのー、そこまで考え過ぎる必要はないと思うぞ? 鈴仙さん?
今回だって、星さんの意思を尊重するのもそれはそれで悪くはないと俺は思う。
ただ要するに、情に流されて安易に明らかに誤った選択を取るのはキャプテンとしては良くない。
そう言いたかっただけさ。 ……意地悪な聞き方をしたな、とは自分でも思ってはいるが」


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