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真夏にマフラーでストーブを常設するスレ
[995]◆2pV1gRdG.o
:2013/06/22(土) 01:21:59 ID:???
須賀京太郎と松実玄は、仲のいい友人だった。
少なくとも玄にとってはそうだった。
たまにドキッとさせるようなことは言うが、本気ではない。
一緒にすばらなおもちを鑑賞し、愛でる友人だと。それでいいのだと。
玄「(だって、弘世さんや瑞原プロと知り合いだし…。
あんなおもちに行かない方がおかしいのです!)」
こんなことを改めて思ったのは、京太郎と東京に行くことになったからだった。
恐らく渋谷尭深と弘世菫のおもちを見に行くのだと思ってはいたのだが、それは何も感じないということではない。
はっきり好きとかそんな感じじゃないのだが、こうなんとなく変な感じと言おうか。
玄「(なんか、ずるいなあ)」
向こうだってそれは同じなはずなのに。
こっちばかりドキドキしているような気がして不公平なこと極まりない。
京太郎「あっ、玄ちゃーん、こっちですよ、こっち」
そんな風に一人腹を立てていると、相変わらず軽薄そうに笑う京太郎がこちらに向かってきた。
東京駅で待ち合わせ、時間は丁度程。
見た目と違って意外に几帳面、そんなことは十分すぎるほど知っている。
玄「いいよ、それで弘世さんとはどこで会う予定なのかな?」
京太郎「えっ?なんで菫さんが出てくるんですか?」
玄「えっ?今回って白糸台おもちを見に行く会じゃなかったっけ…?」
京太郎「違いますよ」
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0ch BBS 2007-01-24