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真夏にマフラーでストーブを常設するスレ


[996]◆2pV1gRdG.o :2013/06/22(土) 01:23:02 ID:???
きっぱりと言って、京太郎は一歩玄へと近づく。
思わず後ずさってしまう。
更に、京太郎が一歩詰める。

玄「え、えっと……?じゃ、じゃあ臨海女子かな!?」

逃げる腕をしっかりと掴んで。
目を逸らさず、京太郎はしっかりと言葉にした。

京太郎「俺、玄さんと遊びに来たんですよ。
    その、場所的にそういう勘違いさせちゃってすいませんけど…」

玄「わ、私と遊んでも面白くないんじゃないかな!?
  だって、女の子なのにおもちおもち言ってるし、あんまり可愛くないし!」

そんなことを言われても、嬉しいけれどそうじゃないと思ってしまう。
どうせこれもいつものドキッとさせる言葉なのだ。
だから、空気を京太郎が戻してくれるはずだった。
例えば…「あはは、確かに女の子が好きみたいですよね」とか。
けれど、京太郎はそう動かなかった。

京太郎「…その、いつかも言いましたけど、玄ちゃんは俺にとっては可愛い女の子なんですよ」

玄「ふえっ…」

京太郎「ふえっじゃなくて!普通あれだけ色々言ってたら俺が玄ちゃんの事好きってわかりますよ!」

そんなわけがなくて。
あれはからかい半分の言葉のはずで、自分がそんなに好かれているわけがなくて。
だって、違う。他の女の子が選ばれて当然なのだ。
だから、きっと聞き間違い、そう思うとしているのに。


0ch BBS 2007-01-24