※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

真夏にマフラーでストーブを常設するスレ


[997]◆2pV1gRdG.o :2013/06/22(土) 01:24:02 ID:???

玄「(………う、嬉しい…なんで、こんなに嬉しいんだろう…)」

好きなんて明確な気持ちじゃなかったはずなのに、その言葉がすごく嬉しい。

玄「(やっぱり、京くんはずるいのです)」

京太郎「く、玄ちゃん…?そ、その…」

涙を流していた玄に、腕を離し京太郎は謝ろうとしてしまう。
それを静かにさえぎって、京太郎の腕を逆に掴み返して。

玄「京太郎くん。おもちなら、お姉ちゃんの方が大きいよ?」

京太郎「でも、俺は玄ちゃんの方がいいですよ。それに、言うほど玄ちゃんのおもちって悪くないですし」

玄「あ、あぅ…」

これは恥ずかしい。人に対していいおもちとか言うのは慣れていた。
けれどこうして真正面から言われるのはすごく恥ずかしい。
相手が相手だからだろうか。よくわからない。
さっきから急転直下な出来事ばかりで考えがまとまらない。
でも。きっと一つだけ間違ってないことがある。

玄「…それじゃ、京くん、行こうよ。予定、立ててくれたんだよね?」

京太郎「あっ…はい!ばっちりです!この連休は遊び倒しましょう!
    電車が来ますんで、さっさと移動しちゃいましょうか?」

それは今、この胸にあること。


0ch BBS 2007-01-24