※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【饂飩王奥義】鈴仙奮闘記5【うどんゾーン】


[142]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/06(木) 23:17:31 ID:???
ズッドオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

日向「な…なにィ!?」

ボールの中央に向かって、思いっきりパンチを一発。
ボールは一瞬、逆方向からのベクトルに耐え切れず、平べったい皿のような形を取る。

萃香「んんっ? …凄いね、このシュート! 私のパンチを受けても、まだこの私ごとゴールに押し込もうとしてるよ!」

まるで新しい玩具を買ってもらった子供のように、日向のシュートの威力に喜ぶ萃香。
フィールドは萃香の地面の芝がジリジリと削られていく音と、シュートが尚も放つ轟音を残し静寂。
暫くはその拮抗した状態が続くが…結果として、ボールは互いの威力を抑えきれず。

バアアン!! …プシュウウ〜…

スーパーボールのように萃香の手元を離れてしまい、ラインを割って一回だけバウンドするも、
それが限界と言わんばかりに空気が抜けて、使い物にならなくなる。

実況「え…えーー。 この場合…どちらを褒めたたえるべきなのかが分かりません!
あの伊吹萃香を、人間の身でありながら後わずかの所まで追い詰めた日向選手か…。
それとも! 幻想郷最強をも超えた死のシュートからゴールを守った萃香選手か…!
どちらにしても解る事は―――萃香選手と日向選手は…ヤバイ!!!」

観客「ウ…ウワアアアアアアアア!!」「ギャアアアアアア!!」「し…信じられない!」
「こ、こわいよおおお!!」「ここね…祭りの会場は」「ネオタイガーショット…外界の方がよっぽど常識に囚われてないじゃないか!」

一連の信じられない力と力のぶつかり合いに、観客達は悲鳴を上げる。恐ろしかった。もう、見ていられなかった。
それまでの威力が日向のネオタイガーショットにはあったし、萃香のパンチングにもまた籠っていた。

鈴仙「はあ、はあ…。私も…まだまだね」

鈴仙は倒れたまま青空を見上げる。とても…キレイだった。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24