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【饂飩王奥義】鈴仙奮闘記5【うどんゾーン】


[202]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/08(土) 23:56:04 ID:???
若島津「…………」

若島津は、何も話す事もせず、誰にも顔を向けず。ひたすらに地面を見続ける。

華扇「……貴方の信じていた物。それを打ち砕かれたならば――さぞかし辛いでしょうね」

若島津「――貴様に、何が分かる」

そんな彼を案じて声をかけてきた華扇。若島津はようやくそこで声を絞り出すが。

華扇「……さあ? 何も。 ただ――力というのは、案外脆い物だと言う事を知っているから。
孤高たらねば力は手に入らぬ。しかし、力を得た先にあるものは、更なる力への絶望…。 それを私は知っています。
力を求めようとしても……結局、何れは途中で心が折れるか。
あるいは力を欲するという感情すら忘れた。単なる「機械」になり果てるのみです」

若島津「…………」

彼女の続く言葉を受けて、若島津は押し黙る。


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0ch BBS 2007-01-24