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【饂飩王奥義】鈴仙奮闘記5【うどんゾーン】


[206]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/09(日) 00:25:12 ID:???
★若島津の考え→ ダイヤ3 ★
ダイヤ・ハート→「俺の力とは…。――一体何だ?」

若島津「……(俺の力は…何だ?)」

若島津はそこで自問自答をする。自分の誇る力とは何か? 
…GKとしての能力か? それとも、クリアラーとしての能力か?
はたまた、格闘家としての戦闘能力か?

若島津「(違う)」

――自分が欲するものは、単純な、計測・評価可能な力ではない筈だ。
人間がそこにいる価値。完全に純化されたそれは、失点数だとか活躍だとか、
金とか名誉とか。そんなものでは無かった筈ではないのか?
そう悟った時。若島津は華扇に対して、今度は無理なく話す事ができた。

若島津「――あんたは力とは脆い物と言ったが。俺は違うと思う」

華扇「……ふむ。 聞かせてください」

若島津「あんたが語って聞かせた力。 それは、一義的な意味での力だ。
腕力とか、暴力とか、権力とか。確かにそれも力であるし、俺はそれを持った日向さんを尊敬している。
――だが。ようやく分かった。 そのような力は副産物であり…。俺が求める根源的な力とは異なる」

華扇「…………」

華扇は、自分よりも遥かに年下の少年の意見を、黙って素直に聞きとる。
もしも彼が誤った道を歩もうとしていたならば、彼女はお節介にも口を出していたかもしれないが。
……この少年は、正しい道を自ら見つけ出そうとしていたから。黙ってそれを受け入れる事にした。

若島津「――俺は、ただ俺としての価値を高めたいだけだ。俺の限界…それを見つけ出したいと思っている。
それは俺を「力」と呼称している。それだけの話だった。……なまじ失点を重ねただけに、気付かなかったが」


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0ch BBS 2007-01-24