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【饂飩王奥義】鈴仙奮闘記5【うどんゾーン】


[265]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/10(月) 23:20:30 ID:???
中山「――さて、そろそろ時間だな」

兵具店での買い物を終えると、辺りは少しずつ夕方に近づいてきていた。

てゐ「そんなら、私らはお先に帰るさね。 んじゃ、鈴仙ちゃん、中山くん。 楽しんでおいでな〜♪」

ウサギA「帰ったら、宴会のお話聞かせて下さいねっ!」

てゐとウサギAには無理に宴会に参加する義理もなければ、そこまで参加しようとも思わない。
それに永琳や輝夜も帰りをきっと待ってくれている。そういうわけで人里の門の前で二人と別れ――。
鈴仙と中山は二人でサッカーの話でもしながら、命蓮寺へと向かう。

ナズーリン「――ああ、鈴仙さん、中山さん。 いらっしゃい、待っていたよ!」

寺の門の前には、今回の宴会の幹事であるナズーリンがおり、参加者達の出迎えをしていた。

鈴仙「出席確認に、買い出しに、出迎えに。 大張りきりね」

普段別の宴会等で見掛ける時はどちらかというとクールな雰囲気で、酔った星を窘めている印象が強いナズーリン。
そんな、あまり行動派とは言えない彼女が今日は宴会のため、大車輪の動きを見せているのが、何だか可笑しかった。

ナズーリン「――私だって、嬉しい時は素直に嬉しいと思うし、頑張りたい時は素直に頑張りたい、って思うもんだよ。
それに、今回の一件で。私も案外、この寺が好きなんだなあという事に、気づいてしまったのもあるかな」

悪戯っぽく笑みを浮かべるナズーリンは、さっきまで一緒にいたウサギAの屈託のない、無邪気な笑顔に似ていた。
鈴仙が微笑ましい感じでそれをニヤニヤ見つめていると…

ナズーリン「……むっ。何がおかしい。 笑ってる暇があるなら、さっさと会場に入ってくれ」

鈴仙「(あらら。さすがにむくれちゃったかあ)」


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0ch BBS 2007-01-24