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【興津の】黄金のジノ15【正念場】


[126]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2013/06/16(日) 18:05:43 ID:???
★聞いているのは クラブ9 ★
クラブ…ピッヨ

二人の言い合いを見つめる影があった。
小鳥「(何を話しているかと思えば……)」
小鳥は二人の話を聞きながら、とある事を考えていた。片桐の戦略についてだ。
小鳥「(プロデューサーさん、多分……何か大きな事を考えていますね。)」
冬馬への指導にしてもそうだが、片桐のやり方は他を向いている。
小鳥「(事務所の垣根を越えたコンテンツの提示……)」
サッカー界の重鎮としての感覚か、片桐は『一人勝ち』を好んでいないところがある。
765、876、961などのプロダクション。このプロダクションの競争力を上げ、より良いコンテンツの提示。
単なるアイドルのプロデューサーには無い感覚であり、それはあたかもクラブチームのようでもある。
小鳥「(いずれにせよ、プロデューサーさんに詳しく聞く必要がありますね。)」
片桐が作る未来と事務所の未来。それは必ずしも同じとは限らない。

そして。

小鳥「ピヨヘヘヘ……」
自分と片桐の未来についても話し合う必要があるだろう。
二人の会話が物別れに終わる頃……小鳥はすっかり妄想の世界にトリップしていたのであった……。

サンキュー、ピッヨ!


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0ch BBS 2007-01-24