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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[102]代理です。:2013/07/12(金) 22:55:15.36 ID:eNf+2va/
アルシオン「(ならば、撃たれる前に…これもダメか!ツバサがそんな隙を見せる筈がなかった!)」
そして次善の策もすぐに諦めざるを得なかった。
サイクロンが撃たれる前に翼に肉薄し、撃つ瞬間の前後にボールに干渉すればサイクロンは不発となる。
理論上はそうかも知れないが、それを警戒した翼はアルシオンから遠い場所に誘導される様に
ボールに回転をかけ、着地と同時にバックステップでボールを追ったのだった。
これで翼がサイクロンを撃つ前に距離を詰める事も不可能になった。
グワァアアアアアッ!
アルシオン「(どうする…どうすればいい!シュートブロック?ジェンティーレが失敗した事が俺に出来る筈がない!)」
翼が傷みを堪えながら勝利を確信した顔で足を思い切り振りかぶる。
対照的にアルシオンは彼らしくない焦りに満ちた顔を引きつらせていた。
一旦サイクロンが放たれてしまえば自分のブロックではやらない方がマシ。
だがセービングをした直後のヘルナンデスがいよいよゴールされてしまう確率は非常に高い。
今まで大奮闘してきたディフェンダー達もサイクロンが相手では分が悪すぎる。
アルシオン「(何か…何か打開策は…天啓の如き打開策はないのか!?)」
自分が何とかしなくてはならない。だが自分に出来る事が思いつかない。
この試合かつてない程追い込まれたアルシオンが天啓の如きひらめきを得る為に己の全てを注ぎ込んだ瞬間だった。
アルシオン「(天啓…天…天!?…これだぁあああああっ!!)」
天啓は、降りた。
バッ!
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0ch BBS 2007-01-24