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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[201]代理です。:2013/08/15(木) 08:05:51.47 ID:XEfXs4dB
森崎がヘルナンデスと親睦を深めていると取れなくもない会話をしている頃、
もう二つイタリアと日本の主力選手が語り合う場面があった。
一つはこの試合何度も対決を繰り返したアルシオンと中山である。
中山「ちょっといいか?」
アルシオン「なんだ?礼儀的にナイスゲーム、決勝戦も頑張れ、と言う位ならするが」
中山「いや、お前はそういう事を礼儀以上に尊ぶ奴じゃないだろうと思っているから
それは別にいい。ただ…お前に礼を言っておきたくてな」
アルシオン「俺に対する礼か…俺に勝った事で名声を得られそうだからか?」
中山「それもあるが、周囲の評価以上に俺が自信を得られた。お前に対抗できたんだ、
決勝の相手がブラジルとドイツのどっちでももう負ける気がしない」
アルシオン「そうか。確かに俺以上のMFはそのどちらのチームにも居ないな」
中山「…褒めておいてなんだけど、お前凄い自信たっぷりだな…
勝つ為には何でも躊躇なくやる所もそうだけど、なんかウチの森崎に似ているよ」
アルシオン「ナンバー1を狙うのなら自信は必須だ。ビッグマウスだと叩かれる。
期待外れだと罵られる。身の程知らずだと嘲笑われる。大恥をかくリスクを背負う。
全てナンバー2以下ではなくナンバー1になる為に必要な過程であり、試練だ」
中山「…なるほどな。お前の強さの秘訣はそれか。肝に銘じておくよ」
アルシオン「是非そうしておけ。お前がつまらん事でこの先腐るのは見たくない。
さて、そろそろクールダウンに入りたいから失礼するぞ。さらばだ」
ザッザッザッ…
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0ch BBS 2007-01-24