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1- レス

【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】


[242]代理です。:2013/10/12(土) 16:24:08.45 ID:hl6suVOg
ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!
ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

放送「待ちに待ったキックオーーーーーフ!前半のキックオフ権利はドイツユースから!
マーガスくんが蹴り、シュナイダーくんがしばらくキープしてから…ポブルセンくんに!ドリブル開始!」

シュナイダー「(まずはポブルセンの突進でジャブとしよう)」

サンタマリア「(ポブルセンか。それなら)ネイ、トニーニョ!」

ネイ・トニーニョ『OKだ!』 省37

[243]代理です。:2013/10/12(土) 16:24:40.92 ID:hl6suVOg
スピードとテクニックで勝負するドリブラー、ネイ。
ドライブシュートと堅実性に定評のあるMF、トニーニョ。
攻撃力は目を見張る物があるが守備力はそれ程でもない。
世間的な評価はこの様な物であり、森崎もそう認識していた。

今日、誰もが思い知る事になる。この二人を含めたブラジルユースの選手達は既に彼らが知る者達ではないと。

ネイ「(トニーニョ!ツインタックルだ、行け!)」

トニーニョ「(当然そのつもりだ)」

ズザザーッ!
省13

[244]代理です。:2013/10/12(土) 16:25:18.30 ID:hl6suVOg
放送「ああーーーーっと!しかし間髪入れずネイくんがタックルし、ボールをこぼさせる事に成功!
こぼれ球はサンタマリアくんがフォロー!ドイツの出鼻を挫く事に成功しました!」

観客「よっしゃーーー!いいぞネイ!」「ナイスタイミングのタックルだ!」「見たかドイツ!」

トニーニョはポブルセンのパワーに押し負けたが、続くネイのタックルが運良く成功しこぼれ球になった。
観客の殆どは今のプレイをそう解釈したし、それは間違っていた訳ではなかった。
省43

[245]代理です。:2013/10/12(土) 16:25:50.95 ID:hl6suVOg
サンタマリア「(やはりカルロスは警戒されているな。だが当然過ぎる事だ)ザガロ!」

バコッ!

カルロスが敵チームの選手達と睨み合いを余儀なくされているのを見たサンタマリアは
躊躇無くザガロにパスをした。ブラジルのタレントはカルロスだけではない為
この程度で彼が困る事はない。ザガロの実力を知っていれば尚更の事である。

ザガロ「よし、行くぜェ!」

ダダダダッ!
省25

[246]代理です。:2013/10/12(土) 16:26:36.57 ID:hl6suVOg
故に、ザガロが強引なドリブルではなく華麗なドリブルを繰り出しテクニック勝負を
挑んできた時二人の反応は遅れ、大した事も出来ずに抜かれてしまった。

カルツ「(なんだと!?あいつ、ヒューガに似たタイプだった筈なのに!)」

フライハイト「(ブラジル代表としてのテクニックも持ち合わせていたか…)」

放送「ザガロくん抜いたーーーっ!力ではなく技でPA内に切り込みました!
チャンスだ!前半4分で早くも得点チャーーーーーーーーーンス!!」
省19

[247]代理です。:2013/10/12(土) 16:27:35.12 ID:hl6suVOg
バッ!
バキィイイイイイイン…!
パァーーーーーーン!

ザガロ「…ちっ!」

ミューラー「この程度のシュートで俺は破れん」

だがいきなりダブルイールでゴールを許す程ミューラーは甘くなく、
勢い良く放たれたボールはミューラーの巨大な拳と地面に挟まれて甲高く破裂した。

放送「撃ったーーーーーっ!!ザガロくんのダブルイールだァ!…ああっとしかし、 省23

[248]代理です。:2013/10/13(日) 12:46:34.13 ID:iSVSVTmD
ミューラー「ハァッ!」

ボッガァアアアアアアアアアアアアン!!

ミューラーは交換されたボールを勢い良く蹴り出した。当然前線のマーガス狙いである。

マーガス「(よし!コンドルとやらの実力、見せてもらうぞ!)」

サンタマリア「(予想通り、アマラウを意識し過ぎだ…ディウセウ!)」

ディウセウ「(おう!オラの出番だな!)」

放送「ミューラーくん大きくキック!早速ドイツの速攻パターン、マーガスくんの頭狙いです! 省32

[249]代理です。:2013/10/13(日) 12:47:07.71 ID:iSVSVTmD
ディウセウ「キャ!ノ!ン!」

マーガス「!!?」

ガガガッガッ!!

ディウセウ「クリ!アーーーッ!!」

マーガス「ぐわああっ!?」

ドガアアッ!

ディウセウはジャンプ力でこそ及ばなかったものの、体の大きさを上手く行かして
ベストポジションを確保した上で競り合った。こうなるとパワー勝負では彼が圧倒的に有利で、
当然アマラウも居る状況ではマーガスは打ち勝つ事が出来ずに吹き飛ばされてしまう。
省24

[250]代理です。:2013/10/13(日) 12:48:15.79 ID:iSVSVTmD
翼「おや?アマラウがマーガスの相手役かと思ったら…」

次藤「なんやアイツ、ワシと似た体格ばってんあんな事も出来っとね?」

若島津「ジャンプ力の無さを体格とポジショニングで補うクリアか。理には適っている」

葵「ドイツ、いきなりポストプレイ対策をされちゃいましたね?」

松山「毎回成功する訳じゃないだろうが、これであんまりマーガスには頼れなくなったな」

若林「…まずいぞ、ドイツ」
省27

[251]代理です。:2013/10/13(日) 12:49:05.51 ID:iSVSVTmD
ネイ「おいサンタマリア!そろそろくれよ!」

ダダダダッ!

ヨハンセン「(ネイが来る…?いや!?)」

サンタマリア「ナイスデコイ」

シュッシュッ!
ダダッ!

ヨハンセン「しまった!」

放送「おっとここでサンタマリアくんネイくんとスイッチ…いや!そう見せかけて
右サイドに切り込みました!シュートチャンスだ!」

フライハイト「(焦る事はない。サンタマリアよりも脅威度が高いのは…)」
省19

[252]代理です。:2013/10/13(日) 12:50:40.62 ID:iSVSVTmD
前半8分、カルロスがミラージュシュートを放つ。

カルロス「(ブロッカーは…二人か。だが関係ない。撃つ!)行くぜミラージュシュート!」

グワァアアアアアアアアアアアッ!!
バッギュゥウウウウウウウウン!!

放送「出たァ!カルロスくんのミラージュシュート!」

フライハイト「っ!」
クランケ「うわあっ!」

チッ…
ドガアッ!

ミューラー「チィッ!」

バッ!
バコォオオオオン!
省19


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