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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[258]代理です。:2013/10/16(水) 01:08:34.90 ID:uDFXm/VZ
ポブルセン「何してやがるシュナイダー!撃たないんなら俺に寄越せ!」
シュナイダー「…いいだろう。撃て」
ポンッ。
放送「シュナイダーくんチャンスエリアに駆け込んでから…左にパス!ここにはポブルセンくんだーっ!!」
シュナイダーはドリブルしながら考えた後、ポブルセンに撃たせる事にした。
そのまま通じれば良し、弾かれるのなら自分が追撃すれば良しと判断して。
省28
[259]代理です。:2013/10/16(水) 01:09:10.08 ID:uDFXm/VZ
ドイツの目論見は叶わなかった。ポブルセンのマーダーショットはディウセウがブロックに完全成功した。
やっと撃てた一本目のシュートはキーパーまで届かなかったのだ。
放送「止めたーーーっ!!ディウセウくんガッチリブロック!巨体を活かして踏ん張り
シュートの勢いに打ち勝ち、弾く事すらせずトラップしました!これはファンプレイです!」
ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
省36
[260]代理です。:2013/10/22(火) 00:26:20.69 ID:SkRieUdS
ブラジルは更に苛烈な攻撃を続けていく。
ディウセウ「そーりゃっと!」
ボッコォオオオオオオオン!
放送「ディウセウくん大きく蹴り上げた!これをトニーニョくんがジャンピングトラップ。
ここからネイくんとのコンビプレイで攻め上がるのでしょうか?」
トニーニョ「(いや…今回は俺だけで行く。上がれ、ネイ)」
ネイ「(オッケー)」
ダダダッ!
省21
[261]代理です。:2013/10/22(火) 00:26:59.63 ID:SkRieUdS
トニーニョは単独で勝負したがらないメッツァの心理を読み、猛ダッシュで彼を置き去りにした。
カルツ「何やってやがるメッツァ!ええいシェスター、援護を!」
シェスター「分かっているさ!」
トニーニョ「(よし、ここで使うべきだ)」
グワアアッ!
放送「ああっとトニーニョくん振りかぶった!?これはロングシュートか?」
カルツ「(こんな距離でシュート?そんな馬鹿な事をしてくれるんだったらむしろラッキーだ)」
省25
[262]代理です。:2013/10/22(火) 00:28:00.41 ID:SkRieUdS
翼「あれは…!ドライブパスじゃないか!」
ギュルルルルン!
しかしシェスターの予想と頭上を越えていったパスは強烈なドライブ回転により
狙い通り逆サイドにちょうどいい高さに落ちる様になっていた。
トニーニョ「甘いぞドイツ。俺にもこれ位は出来る」
森崎「あの野郎…これも昔に使ってりゃいい物を…」
ダダダダッ!
マウリシオ「ナイスパス!こいつは貰ったぜ!」
バッ!グルンッ!
省19
[263]代理です。:2013/10/22(火) 00:29:00.11 ID:SkRieUdS
マウリシオ「いっけぇええええええええ!!」
ブワッギュルァアアアアアアアアアアアアアアッ!!!
放送「マウリシオくんのオーバーヘッドキック…!違う!」
トニーニョのセンタリングからマウリシオが放ったシュートはただのオーバーヘッドキックに見えた。
ギュゥウーーーーーーン!!
グ、グ、グッ!
下に向かって打ち下ろされた筈のそのボールが非常識にも上に曲がり始めるまでは。
岬「翼くんのドライブオーバーヘッド…!?」
省18
[264]代理です。:2013/10/22(火) 00:29:59.14 ID:SkRieUdS
マウリシオ「(げっ、これでもダメなのか?…まあいいや)」
予想外の大技に間一髪で気付いたミューラーだったがそれでも対応の遅れは拒めず、
咄嗟に腕を振り上げて不恰好に弾き上げるのが精一杯だった。
ネイ「チャ〜ンス♪」
ダダダダッ!
グワアアアッ!
それはつまり、ブラジルのチャンスが継続すると言う事である。
ミューラー「…おのれェ!」
放送「ボールは逆サイド!ネイくんだ!ネイくんが合わせに行っているーーっ!!」
省14
[265]代理です。:2013/10/22(火) 00:30:42.63 ID:SkRieUdS
フライハイト「(かわされた…が、これなら!)」
ねじ込みを狙うネイは得意のディレイドスピンボレーでDFを振りきり、シュートに行った。
ネイ「決めるぜ!…えっ!?」
シュウウンッ!
ミューラー「うぉーーーーーっ!!」
バギィイイイイイイン!
だがDFをかわした僅かな時間を利用したミューラーが、体勢の悪いまま飛び出しもう一度ボールを跳ね上げる。
省19
[266]代理です。:2013/10/22(火) 00:31:41.91 ID:SkRieUdS
ここで更にシュートを撃たれていたらドイツは今度こそ失点していたかも知れない。
ブラジルもそれを狙ってトニーニョがこぼれ球に向かって飛んでいた。
マーガス「フザけるな!いい加減にしとけよ!」
バッ!
トニーニョ「うっ!?」
バコォオオオン!
だがドイツもマーガスが戻ってきて競り勝った事でやっとクリアに成功し、
3連続でシュートを浴びる事はかろうじて阻止した。
省43
[267]代理:2013/10/24(木) 02:52:25.19 ID:MOutQ6Vu
ドイツは2度目の反撃のチャンスの先陣をメッツァに切らせた。
放送「このこぼれ球はメッツァくんがフォロー!ドイツにとっては久々の攻撃チャンスです!」
シュナイダー「上がれメッツァ!ネイとトニーニョが戻っていない今がチャンスだ!」
メッツァ「分かってるよ!(でも…)」
ダダダダッ!
放送「パサーとして知られるメッツァくんですが、ここはドリブルで攻め上がります。
省40
[268]代理:2013/10/24(木) 02:52:55.66 ID:MOutQ6Vu
メッツァ「(…相手の予想通りだろうけど、シュナイダーの体力を余らせないのが一番か)」
バコッ!
放送「ここでシュナイダーくんにパスが通った!ドトールくんとアマラウくんが詰めに行く!
ここで抜かせてしまってはドイツのシュートチャンスになってしまう!」
メッツァは悩んだ末にシュナイダーを頼る事にした。マーガスとカペロマンがしっかりマークされており、
ポブルセンが先程防がれていてはもうシュナイダーの個人技に頼る事しか思いつかなかった。
省24
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0ch BBS 2007-01-24