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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[283]代理です。:2013/11/07(木) 12:16:47.70 ID:B+O3NuhO
ルディ「(よしっ…よし!我慢勝ちだ!良い精神力だ、皆!これでぐっと戦いやすくなる!)」
ロベルト「(えっ?あれ?何でいきなりゴールされているんだ〜〜〜!?
い、いや落ち着けロベルト。たった1点、たった1点だ。すぐに取り返せる…よな?)」
無論両チームの監督も心を動かされない訳がなく、ルディは劣勢に晒されながらも
耐え忍んでから掴んだチャンスをモノにした選手達を誇りに思い、
逆にロベルトは混乱しながらも必死に冷静さを装い口を閉ざしていた。
そしてもう一人、このゴールで心を乱された者が居た。
コインブラ「(…それ見た事か)」
ブラジルユースベンチで腕組みをしていたコインブラである。
コインブラ「(ドイツのミューラー相手にあの程度のシュートを連発してもゴール出来る確率は高くない。
ねじ込みを狙うにしても、ミューラーは飛び出しが強いしクリアの得意なフライハイトも居る。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たると言っても、その間に大砲を当てられては何の意味も無いだろうに…)」
昨夜、自分の力なしではドイツが勝つだろうと予想していたコインブラは今
腕組みをしながら苛立ちに顔を歪めていた。双方の戦力を比べた上でブラジルユースの戦術を
考慮した結果、自分が懸念していた通りにブラジルがやられていく。
実に不愉快な光景だった。
コインブラ「(このままでは前半中にドイツがもう1点取るかも知れん。
カルロス達が焦って前がかりになれば、ドイツは確実にそれを突いてくるだろう…
なによりシュナイダーはまだ何か見せていない切り札を隠している気がしてならん)」
彼の視線の先ではちょうどシュナイダーがブラジルゴール前から引き上げる所だった。
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0ch BBS 2007-01-24