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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[317]代理です。:2013/12/05(木) 07:52:00.61 ID:3XGyGvUw
放送「スタジアムが崩壊しそうな程のブーイング!観客は不甲斐ないブラジルユースに
怒りを露わにしています!勿論もしこのまま負けてしまっては更なる批判を避けられません!
なんとか逆転の一手を打って欲しい所ですが、ピッチレポーターによると今の所
ブラジルベンチが動く様子は無いそうです!ロベルト監督も無表情で腕を組んでいるだけです!」
観客「ロベルトーーー!何やってんだこのピンチで!」「早く何か手を打てよ!何かあるだろ!」
「このままじゃ何も出来ないままでやられるぞ!」「黙って見ていりゃ逆転出来ると思ってるのか!」
ロベルト「……………」
観客の怒りはとどまる所を知らず、当然の如く選手達だけでなく監督のロベルトにも向けられる。
だが当のロベルトは指示を出すのでも選手交代を行うのでもなく、微動だにせず無言でいるだけだった。
この状況でそれを好意的に受け止められる筈がなく、更にいきり立った観客たちは別の対象に怒りを向けた。
観客「誰か何とかしろよ!スーパーサブとかさ!」「スーパーサブと言えば…10番のアイツはどうした!」
「コインブラとか言う10番を持ってるクセに試合に出てこないアイツは何やってんだ!」
「この大会一度も試合に出てねーじゃねーか!」「10番持ってるんならさっさと何とかしろーっ!!」
その対象は勿論、謎の10番であるコインブラ。
この大ピンチを覆すヒーローを求める者達は期待に応えようとしない選手に罵倒を浴びせ、
挑発によって力を引き出そうとする。それがコインブラの心に響く事を願って。
コインブラ「(…やはりこうなったか。親父にもこんな事をしていたんだろうな)」
しかし彼らが怒れば怒る程コインブラの心は冷えるばかりだった。
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0ch BBS 2007-01-24