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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[318]代理です。:2013/12/05(木) 07:52:56.27 ID:3XGyGvUw
コインブラ「(分かっただろうカルロス。頂点を目指すのは成功しても失敗しても空しい事が。
そしてお前たちではドイツに勝てないと言う事が。それでも尚お前たちは足掻き続けるのか?)」
コインブラは観客の罵声など全く聞こえていないかの様にひたすらフィールドを見続けた。
カルロス達が絶望のあまり彼に助けを求めるのか、それとも絶望の中でもがき続けるかを確かめる為に。
だがカルロス達の反応はそのどちらでも無かった。
カルロス「…皆、怪我はないか?」
ブラジルメンバー「俺は大丈夫だ」「ああ、何とかなァ」「もう確認した、一人も負傷者はいない」
カルロス「そうか、不幸中の幸いと言う奴だな」
カルロスがまず最初にした事は怪我人の有無の確認だった。あれだけ盛大にポブルセンに
暴れられたブラジルユースだったが幸いにも誰も怪我しておらず、治療の必要は皆無だった。
チラッ。
カルロス「………」
コインブラ「………」
そして次に彼が行ったのは平淡な表情で自分達のベンチを見る事だった。
自然とコインブラと視線が合い、一瞬だけ二人の間に目に見えない火花が散る。
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0ch BBS 2007-01-24