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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[395]代理です。:2014/02/06(木) 13:39:45.89 ID:KWl1HRX2
シュナイダー「(なんて…事だ…!)」
事ここに到ってはドイツユースにもう余裕など欠片もなかったのは言うまでもない。
それはシュナイダーも例外ではなかった。
シュナイダー「(無様…無力!くそっ、何を間違えたんだ…?…違う!
もうミスを嘆いている暇はない、ここからどう挽回するかを考えなくては!
だがどうすればいいんだ…ロスタイムを入れても残り時間は精々10分。
攻撃陣の体力も残り少ない…そしてなにより、皆の精神力が…!)」
ドイツメンバー「う、ううっ…」「くそっ、くそっ!」「……………」
彼自身はまだある程度冷静だった。だがそれを他者に分け与える事は出来なかった。
無論チームメイト達も全員焦りと絶望に抗うのに忙しく、これではいくら彼が
キャプテンシーを持って味方を鼓舞そうとしても大した意味はない。
シュナイダー「(やはり…皆もうボロボロだ。このままでは喝を入れても
“やるだけやってみよう”だの“最後まで諦めずに頑張ろう”だのと言った
後ろ向きの闘志しか得られない…それでは駄目なんだ!そんな状態で
ヤケクソの攻撃をしかけても早く終わって欲しい、もうダメだと言う意識がつきまとう!
“まだ勝ち目はある、負けて堪るか”と皆に意識させなければいけないんだ…
だがどうやって?一体何を言えば、何をすればそんなムードを作る事が出来る?)」
ドイツメンバー『シュ、シュナイダー…』
カルツ「(やべえ…シュナイダーですらもうゲキを飛ばせないのか?
だけどこのままじゃ…誰かが何かを言わなくちゃ、俺達は戦わずして負け犬になっちまう…!)」
シュナイダー「(いかん…何か、何か言わなければ…!)」
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0ch BBS 2007-01-24