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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[396]代理です。:2014/02/06(木) 13:42:03.37 ID:KWl1HRX2
当然彼が悩み黙っていたらそれだけチームの士気も余計に下がり続ける。
黙っていたら状況が悪化するので早く何か言わなくてはいけない。
しかし悪化した状況に対し何を言えばいいか分からないから黙ってしまう。
この負のスパイラルに陥ったシュナイダーは絶望に飲み込まれそうになった。
シュナイダー「(ダメだ…皆を奮い立たせられる材料がない!ただの精神論ではダメなのに
皆に希望を持たせられる材料がない!このままではヤケクソに攻めるだけになってしまう!
だがそんな攻め方でブラジルを倒そうだなんて神頼みとなんら変わらない!
何か…何か無いのか!何か絶望を希望に変えられるキッカケは!?たった一つでいい、
何か小さなキッカケでいい!それだけでヤケクソの攻撃を不屈の覚悟に変えられる!
何か、何か、何かないのかァアアアアアアアアアアアアア!!!?)」
シュナイダーは戦い続けた。もう諦めて単純に“最後まで諦めるな”と空虚な言葉を
発したい誘惑に抗い続け、プレッシャーに潰されずに希望の種を探し続けた。
彼が不撓不屈に努めた甲斐はあった。
フライハイト「!?これは…間違いない!」
ポブルセン「あん?どうしたてめえ、狂ったか?」
フライハイト「皆聞け!天はドイツに勝てと言っている!天は俺達の味方だ!」
カペロマン「おいおい、この期に及んで神頼みかよ…」
シュナイダー「………!?」
それはフライハイトの突拍子もない発言だった。
その内容は彼を知らない者からすればオカルト染みた世迷いごとにしか聞こえなかったが、
バイエルンで彼と組んできたシュナイダーにはその意味が分かった。
シュナイダー「天…天だと?」
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0ch BBS 2007-01-24