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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[98]代理投下:2013/07/12(金) 01:34:28.91 ID:wI9Nl1mG
ジャンピングボレーと見せかけてボールを更に前に浮かせ直し、それを追いかけて
よりゴールに近く自分に都合の良い位置からオーバーヘッドキックで撃ち直す。
口で言うのと実際に体を動かして行うのとでは天と地程の差があるこの一連の動作を
山森は完璧にやり遂げ、カルネバーレとバサレロは何もない場所で跳ぶだけになってしまった。
山森「(だが今は違う。俺は世界の壁を何度も思い知った。自分より強い相手を超える為に這い上がってきたんだ!)」
ヘルナンデス「(だが今は違う。俺は世界で戦う事の意義を知った。どんな劣勢でも戦い続ける為に這い上がってきたんだ!)」
バッ!
しかしヘルナンデスは振り切られなかった。
殆ど至近距離と言って良い位置からのシュートに反応し、自分の相棒たる右腕を掌から突き出した。
山森・ヘルナンデス『俺は、未来を掴み取る!!』
バシュウウウウウウウウウウッ!!
バチィイイイッ!!
山森・ヘルナンデス『な、なにィイ!?』
ガコォオオン!
ポーーーン…
絶対に決められると確信していた会心のシュートに飛びつかれた。
絶対にキャッチすると決意していたボールに右手を押し返された。
ファインプレイとファインプレイがぶつかり合った結果、当事者が二人とも驚愕し、
ボールがゴールバーを叩いて甲高く跳ね返るまでの僅かな一瞬だけ二人の時が止まった。
そして時は動き出す。
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0ch BBS 2007-01-24