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【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】


[157]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/06/30(日) 00:45:11 ID:???
【命名イベント・ウサギA】
―――と、伸びをしながら控室へと向かう中。ウサギAが鈴仙の腕をくい、と引っ張った。

鈴仙「あら……ウサギAちゃん。 どうしたの?」

ウサギA「鈴仙様! 今日の私、何か何時もと違うんです!! ドリブルが思ったように出来たり!
シュートにまた新しい自信がついたり!! 私――、私! すごい練習がんばったから、それで…!」

興奮のあまりか何時も通りか。会話には要領こそ無かったが、
その澄んだ瞳は何時も以上に輝いており、ウサギAがこの試合で確かな「手応え」を感じたのであろう事が、
鈴仙でも目に見えるようだった。

鈴仙「(…………そういえば、この子とも長い付き合いなのよねえ…)」

鈴仙は過去を思い出す。
幻想郷にサッカーが流行して、自分達もチームを作ろう! と無責任な事を言いだした輝夜。
だが、永遠亭は人里は愚か、半ば外界から隔離されたような場所である迷いの竹林の奥部。
こうなってはチームメンバーを探すのは難しいと、鈴仙、永琳、てゐ、輝夜…それ以外の
メンバーは皆妖怪化した兎達を使う事にしたのだが……。


0ch BBS 2007-01-24