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【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】


[324]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/06(土) 20:14:28 ID:???
マミゾウ「……さて、策を考えるとするかの」

村紗「…………そうですね。 さっきのようにいがみ合っていては何事も上手く立ちゆかない。
―――すみませんでした」

マミゾウ「儂に謝る必要はなかろうて。 それは、お主の相方――一輪にでも伝えてやるんじゃな」

村紗「――はい」

チームのブレインとして時には対立しつつもあった二人。
それが今現在では、一輪の一喝もあってか次第に纏まりを見せている。
一輪の失点を非難する気は、当然どちらにもない。
それよりも、今はこの窮地をどう凌ぐか。その方向性は一致していた。

村紗「……とりあえず、フォーメーションの変更は必須でしょうね。
より守備的にするか、それとも攻撃的にするか――。
私はパスワークで一旦試合を落ち着かせてから、再び攻撃に転ずるべきと考えますが…」

マミゾウ「――儂は、ここは同点を取りに行く好機と取るな。 相手のチーム、
攻撃陣はあの天才含めて一流揃いじゃが、一方で守備陣には脆さを感じた。
そこを突いて同点とし、守るのはそこからでよかろうよ。
そして、それを含めて。 ……儂に妙案がある」

村紗「妙案? 聖が居なくなった守備の穴を埋めつつ、その一方で同点に追いつくための妙案ですか?
―――そんな物が、本当にあるのでしょうか?」

村紗の問いかけには直接に応えず……マミゾウはニヤリと老獪な笑みを見せる。
ふんだんに胡散くさい態度ではあったが…村紗には、その笑みがどこか頼もしげに見えてしまっていた。


0ch BBS 2007-01-24