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【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】


[596]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/10(水) 22:47:48 ID:???
永琳の放った前転シュートは安定した威力を見せながら、
命蓮寺ロータスのゴールの右隅目がけて進む。丁度一輪の取り辛いコースである。

永琳「(――決まった、わね。 今の彼女の疲労と能力では、ボールに触れる事すら許されない)」

永琳はシュートコースがポストを逸れた瞬間、この勝利を99.9……%確信していた。
鈴仙の必殺シュートに対抗する為、一輪は短時間に全力のセービングを使いすぎた。
ここからパンチングはともかくも、キャッチングでは届く筈もない。
それが正しい計算だったのだが……。

一輪「(――星は持ち前の明るさで皆を鼓舞し、ナズーリンがその主人のような全力のプレーを見せ。
……となったら!)私は持ち前の明るさで全力のプレーをして、皆を鼓舞するしかないわね!!」

バッ! ドギュウウウウウン!

一輪は最後の力を振り絞りシュートコースへ鋭く飛び出す。
一輪の小さな指先がボールに触れるが…

一輪「くっ…届かないわ!」

疲労のためか跳躍が充分でなく、後わずかで届かない。 しかし、彼女は独りではなかった。


0ch BBS 2007-01-24