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【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】
[674]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2013/07/12(金) 22:45:23 ID:???
命蓮寺ロータスの雰囲気も、星を中心に俄かに明るくなる。
この速攻戦術により、ロスタイムを含めて残り5分以上が残されたため、
次のキックオフでボールを上手く奪えたら…同点。 そしてPKにより逆転勝ちも狙える。
白蓮の居ない状態から、彼女達はここまで追い上げて来たのである。
星「…何はともあれ、次のキックオフ。 相手からボールを奪いましょう!
奪えればきっと――私達の勝利です!!」
そう活気づく命蓮寺ロータスの様子を見て、果たして白蓮は寂しがるだろうか。
精神的な支柱となっていた自分がおらずとも、星や、村紗や、一輪達が中心となり、
そこにマミゾウやぬえが。響子と小傘が盛りたてて、
ナズーリンが冷静にそれを見守る。そんな命蓮寺の姿を見て、
彼女はどう思うのだろうか。
白蓮(控室)「……私がおらずとも、あの子達は強い。 きっと、今頃は必死に追い上げているのでしょうね」
彼女は一人微笑みながら、沈黙の中に活躍するメンバー達の声を聞く。
寂しいと思いこそすれど、それが彼女の望みでもあったのならば。
白蓮(控室)「(なんでも、感謝です。 ここで私が退場になった事も、これにはきっと深い意味があるのでしょう。
――ありがたい、ことです…)」
それはきっと、白蓮とって幸せな事だったのだろう。
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0ch BBS 2007-01-24