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【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】


[733]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/13(土) 21:25:57 ID:???

星「……聖」

白蓮「――今日は祝勝会ですね」

村紗「えっ……?」

白蓮「確かに試合には負けました。 しかし、貴女達の表情を見ると、
それを超える収穫があったのは一目瞭然です。 ――だったら、何の問題はないでしょう?」

一輪「でも聖様。 私達のせいで、人妖からの寺の評判が……」

白蓮「評判など、ほんの一時のもの。
そうしたものに流されずに、私達は自己を充実させて行く事が大事です。
未熟故の過ちならば、その未熟さを直す事にのみ専念すればよい。
―――そうしたら、きっと誰かが私達を理解して下さいますよ」

負けてなお、その瞳に宿る信念にますますの輝きが増す命蓮寺ロータス。
彼女達には、敗北とはいえ、この試合で多くの物を得たのだという自負があった。
彼女達のそしりは、少なからずは残ってしまうだろう。
しかし、彼女達は必ずそれを乗り越えて、より自らを強くしていくだろう。

星「(鈴仙…! 貴女はきっと、これからまだまだ強くなっていきます。
――それこそ、私なんかと比べるのがおこがましいくらいにまで。
ですが、それで私は歩みを止めるつもりはありません。
なぜなら、それこそが私の信じる道。 私にとっての―――「絶対的な正義」、なのですから)」

星は彼女の友人でありライバルである少女の姿を思い起こし、一人誓いを交わす。
彼女達が再び敵として、あるいは味方として出会う。 その時を夢見て……。

*練習試合を勝利で終えました! 人気がボーナスで上昇します。32→35


0ch BBS 2007-01-24