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【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】


[768]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 00:11:46 ID:???
【永琳の特訓・その@】

鈴仙「――という感じだったんですよお……」

舞台は再び変わって永遠亭。 鈴仙がお小遣いを貰う少し前の事である。
鈴仙は昨日の星との特訓が上手くいかなかった事について、永琳に愚痴を漏らしていたのだった。

永琳「そう、それは気の毒だったわね(ウドンゲらしくて面白いけど)」

それを人ごとっぽく…というより、あからさまに人ごとに聞き流す永琳。
彼女は彼女で、業務に関係する事を何か書き込んでいるようだった。

永琳「――で、本題に移るけれど」

しかし、それも主題ではなかったのか、コトリと筆を置くと永琳は、
鈴仙にもったいぶって話し始める。

永琳「……そろそろ、チーム内のテコ入れをしようと思ってね」

鈴仙「テコ入れ……ですか」

永琳「ええ。 先の試合も辛うじて勝利したけれど、辛勝だったもの。
―――私やウドンゲが不甲斐ない所もあったけれど、チームを好成績に導くには、
個の力に頼り過ぎてはいけない。 ……昔の大会だったらそうでもなかったけど、
最近は他勢力も色々考えているから」

鈴仙「(昔の大会かあ……)」


0ch BBS 2007-01-24