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【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】


[773]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/14(日) 00:35:41 ID:???
特訓させたい相手→佳歩

永琳「成程ね。 確かに今の状態のあの子は…非常に惜しい状態だから」

永琳は鈴仙の提案に納得する。確かに佳歩は随分と強くなった。
…が、しかしそれはまだ「名無しにしては強い」の範疇を抜けておらず、
ルナティックスの主力と言うにはまだ疑問符の付く程度を抜けていない。

鈴仙「あの子もやる気はあるでしょうし……どうにか鍛えてくれませんか、師匠?」

永琳「――まあ、やってみるわ」

そう会話を交わしたその日の夜。
永琳は夜の練習場に佳歩を一人呼びつけた。
しかし、上司である鈴仙よりも更に格上である永琳に直に呼び出しを食らうという事態を受け。
佳歩が不必要に緊張や邪推をしないと言う事は不可能だった。

佳歩「(ど、どどどどどどどどどどどーして私が!? ハッ!? 折角鈴仙様から名前を頂いたのにも
関わらずロクに活躍出来てなかったから、お師匠様が直々に裁きの雷を下しに来たの!?
はわわわ…先立つ不孝をおゆるし下さい鈴仙様……)」

永琳「(相変わらずテンションの高いというか何と言うか…力み過ぎてる子ねえ)
――貴女が何を思っているかは分からないけれど。 私は貴女を鍛えようと思って呼んだのよ。
貴女はもう少し鍛えれば、ルナティックスの柱と成り得る。 …それこそ、ウドンゲと並ぶ2トップとして、ね」

佳歩「つ――2トップ!? 私と鈴仙様が!?」

パニック状態になっている佳歩だったが……「2トップ」という言葉に敏感に反応し、
ただちに神経を永琳に集中させる。


0ch BBS 2007-01-24