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【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】
[90]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2013/06/29(土) 18:50:39 ID:0qfIw1DY
永琳「――さて。 こうなってはマズイわね。 軽く作戦会議といきましょ」
キックオフ直前、永琳は鈴仙及びルナティックスメンバーを軽く呼びつける。
永琳「前半21分で、この同点という状況――決して良くはないけど。 ……悪くはないわ」
ウサギE「お、お師匠様……全く試合に貢献できていない私が言うのも恐縮ですが。
私達は立て続けに失点を重ねてしまいました。 こうなってしまっては、こちらが劣勢なのではないでしょうか?」
ウサギ達の中でも頭の切れるウサギEが、恐る恐る永琳に進言する。
確かに彼女の言う通り、2点を挙げた後はいずれも攻撃の調子が悪く、
流れは命蓮寺に向いているのでは無いかと思えるが―――。
永琳「それはないわね。 ――客観的に分析すれば」
永琳は断言する。
永琳「――まず、あちらの攻撃手はH番(星)が主。それに正体不明のG番(ぬえ)が補助役と
言ったところのように見受けられるわね。
当然緊急時はあの住職――白蓮と言ったかしら――彼女が攻めてくるでしょうけど、
それは先ほどのように点差が開かない限りは行わないでしょうね。
ただでさえ無駄に体力を消耗する上、彼女が上がると守備陣は脆弱になるから。
――そして一方。こちらの攻撃手はウドンゲとパスカル君、
オーバーラップをした妹紅。 そして私と……。ウサギA。
貴女も状況によっては充分に攻撃役足りうる。 駒の数はこちらが豊富よ。
しかも相手のメインストライカー(星)は、体力的な消耗が激しい。
今から攻めて行けば、充分逆転が出来ると言う事。
だから私は、このキックオフでは積極的な攻撃をすべきと思うわ」
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0ch BBS 2007-01-24