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【真っ直ぐに】鈴仙奮闘記6【突き進め】


[919]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/16(火) 23:08:27 ID:???
紫「そして、そんな彼の影響を一番に受け、自身もまた特異点とならんとする少女」

瞳は不意に――一人の少女の姿を映す。しかし風景は今現在では無く、彼女のあらゆる時間。
名家の姫君の従者だった彼女。 永夜を創る偽の満月を守り抜く彼女。 サッカーで師匠にひっ付きまわるだけの彼女。
――そして今。果敢にシュートを放ち、強引なドリブルを決め、仲間と励まし合いながら成長していく彼女の姿。

紫「――鈴仙・優曇華院・イナバ。 そして、永遠亭ルナティックス! ……彼女達に対抗するには――」

紫は誰も見ていないというのに、まるで別の次元の誰かに見られているかのように可愛らしく首をひねる。
彼女の中では答えが既に決まっているというのにも関わらず。
そして紫がここでは無い何処かに居る誰かに向かい、口を開くが――その答えは理解し難い物だった。

紫「毒が必要ですわ。 幻想郷に居るどの毒よりも強力で狡猾で。 残りの毒を全て殺しきるような、そんな毒が」

――紫の眼前がスッ…と、まるでカッターナイフで切られたかのように開ける。
古びた白熱電球の光が肉塊のような世界を照らす。
そして光の世界から体内に取り込まれたのは――これまた一人の少年。
決して男前とも色男とも呼べない地味な顔立ちは、必要以上の自信と獣のような闘争心に満ち溢れており。
しかし今まで見て来たどの少年よりも小さく恵まれない体格をしていた彼は――苦々しく悪態を突く。

森崎「……なんだよ、ここ」

紫「森崎……有三君でしたわね。 ようこそ、幻想郷へ」

紫は自身が考え付く中でも最強の毒に対して、恭しく挨拶をした。

*森崎有三が…幻想入りしました! 加入チームは現状では未定ですが、御察しの通りです。


0ch BBS 2007-01-24