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【八目うなぎの】キャプテン霊夢27【逆襲】
[561]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ
:2015/04/19(日) 19:35:53 ID:???
永琳「もう一人のGKのイナバ……鼎は逆に最初にスタメンで出た試合で失点したのが良かったわね。
最初に挫折を知ってるからこそ、あの子の心は折れにくい。だけど、心の場合最初が上手くいきすぎた。
なまじそれが運だけじゃなくて実力も伴っていたから、余計に事態はややこしくなってしまった」
心は「鼎ちゃんが羨ましい」とも言っていたそうだ。それは東邦戦で2失点目を喫した後の鼎の行動。
落ち込むでもなく、泣き喚くでもなく拳を握りしめて試合を再開させようとするその姿。
その強がりとも言える姿に心は羨望と、小さな嫉妬を抱いていたのだ。
結果的に覚悟が空回りする形になってしまった心。その結果、覚悟は少しずつ彼女の中で形を変えていき、
「自分は失点してはいけないのではないか?」という強迫観念にも似た思いを抱くに至ってしまう。
それは自分ならそれが出来る、という傲慢ではなく、自分にそう言った期待をしてくれている人を、
残念がらせてしまうのではないだろうか、という彼女らしい考えだった。
勿論、ずっと無失点でいく等不可能だ。妖怪の山連合戦(地底フリーフォールズ戦はリセットして無かった事になっている)
で文相手に心は初の失点を喫する。その後も少しずつ失点を重ねていき、その度に必死に自分を鼓舞しながら心は何とか
気持ちを立て直そうと努力していた。だが、今回の大会でついに怖れていた出来事が起こってしまう。
科学と魔法の融合戦では1失点こそ喫したものの、ミハエルのホーリークロスを止める等それなりの活躍を見せた。
だが、お狐様と化け猫達戦での不調や不運も絡み、4失点を喫してしまう。しかも、1回もセービングに成功せずにである。
心の中で、張り詰めていた糸が完全に切れてしまった瞬間だった。
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0ch BBS 2007-01-24