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【八目うなぎの】キャプテン霊夢27【逆襲】


[833]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/04/26(日) 00:43:42 ID:orCdZslE
妖夢「それで、私はこの後どうすれば良いのかをずっと考えていたの。
   ただ漫然と練習をしていただけでは、実力差は縮まるどころか離される一方。
   かと言って、何か一つのプレイしか出来ないようでは私の目指す選手にはなれない。
   そもそも、ナンバーワンプレイヤーと認められる為にはどうすれば良いのか?
   自分の中だけで認められれば良いのか、それとも誰にも認められる結果を出したいのか?」

霊夢「……難しいわね」

次々と疑問を投げかける妖夢。別に霊夢に対して言っている訳ではないが、
何となく霊夢も腕を組んで考え込んでしまう。
そんな霊夢に対し、妖夢は少し表情を引き締めて重い言葉を発する。

妖夢「……チームを抜けて、自分の力だけで一からやってみる必要があるのかもしれない、とも考えたわ。
   それで霊夢のチームを倒す事が出来れば、私は自分を認められるのだろうか、と」

霊夢「え、それって……」

妖夢「個々の分野では、今の霊夢のチームには私を上回る選手がたくさんいる。
   霊夢のチームにいる限り、私は一選手のままで終わってしまうかもしれない。
   それは私の望むところではない」

突然チーム離脱を考えている、と言われて困惑する霊夢。
妖夢の理屈も分からないではないが、チームにとって妖夢が大事な存在である事も事実なのだ。
しかし、心配そうな顔を向ける霊夢に対し妖夢は引き締めていた表情を緩ませる。

妖夢「でも、別にこのチームには何の不満もない……どころか居心地が良いのよね。
   だから、軽々にそんな判断を下すつもりはないから、安心して」

霊夢「……ったく、驚かさないでよ」


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