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【最強マモノ】鈴仙奮闘記7【決定戦】


[115]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/20(土) 23:36:37 ID:???
〜回想シーン〜

森崎「なんだよ……ここ」

紫の出したスキマに放り込まれた、一週間前の森崎。
この理不尽かつ不思議な現象は森崎に怯えではなく……上機嫌の所を邪魔された事による怒りを齎した。

森崎「悪いけど、明日も練習なんだ。 こうした変なジョークに構って居られる程、俺様は忙しくないんでね」

皮肉を浮かべながらも、明らかに不機嫌な声と表情で紫に向き直る森崎。
しかし紫はその端正な笑みを全く崩す事なく、森崎の怒りをも無視し、ゆっくりと自分の伝えたい案件を告げる。

紫「私は八雲紫……幻想郷サッカーのプロモーターでありかつ、ちょっとしたスカウトマンですわ。
そして案件は一つ。 ――貴方に、幻想郷のとある名門チームの助っ人となって頂きたくて」

自らをスカウトマンと称する紫。しかし彼女の勧誘手法もその先についても、
かつてルーカスが自分をスカウトしに現れた時と比較して何もかもが胡散くさい。

森崎「何言ってんだよ、アンタ。 幻想郷だか何だか知らないが、要するに日本の一集落なんだろ?
俺は! ブラジルのプロ候補生として、日本中から期待を受けてる存在なんだよ!
どうしてブラジルの名門プロチームという最高の環境を捨ててまで、そんな胡散くさい所に――!」

森崎はごく当然の事を述べる。そうする事以外に彼女を論破する方法は無いと言わんばかりに。

紫「……あら、そうですか。 私は貴方の才能が、幻想郷ではより良く伸ばせると思ったのですけれども。
幻想郷には、どのサッカー先進国にも引けを取らぬ、素晴らしいプレーヤーが数多く居るというのに。
例えば―――」

森崎の反論に対して、紫は言葉ではなく――視覚に訴える事にした。
紫が小さく指をなぞらせると空間に亀裂が走る。

森崎「……今度は何だよ。 お願いだから俺をパルメイラスの寮に返して…って、えっ…!?」


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0ch BBS 2007-01-24