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【最強マモノ】鈴仙奮闘記7【決定戦】


[599]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/07/30(火) 21:13:49 ID:oqcuZxRA
ピエール「……何が言いたい」

ボッシがムッとした表情を浮かべたのを尻目に、ピエールは冷たい視線を投げかけ言い放つ。

ナポレオン「何って。 単純に、後半の戦術だ」

そして…その視線を無視するように、ナポレオンは、悪びれもせずにこう言ってのける。

ピエール「……シュートを撃ちまくり、相手の消耗を狙いつつ点差を広げて行く作戦、という事か?
無茶だ。 相手の攻め手は前半中に知り得ただけでも5人は居る。 
一方、こっちで決定力があると言えるのは、俺とナポレオン、そしてボッシの3人だけ。
こうなっては、先にこっちが倒れてしまう、―――」

――ただでさえ倒れてしまいそうなのに。とピエールは続けたかったが…。
キャプテンとしての誇りと責任感がそれを言うのを押しとどめる。

ナポレオン「馬鹿野郎、今すぐに、じゃねえよ。 幸い後半はこっちのキックオフだ。
だから、ギリギリまでボールを持ってやるんだ。 それこそ、あっちが無駄に体力を残しちまう程に。
そして当然相手は逆に俺達の消耗を狙って来るかもしれねえが……その時は、根比べだ」

ピエール「(ナポレオンの言う事は最もだ。 だが……それでも、大丈夫なのか?
俺は―――最後までこのフィールドに立っている事ができるのか?)」

そしてナポレオンの作戦にピエールは理解しながらも、ピエールは不安を隠せない。
どのような作戦を取るにしても、自分の消耗は必至であるし、自分が居なければ中盤…いや、
自陣深くの守備までもが有って無いものになり果てると考えていたからだ。

ピエール「(俺が倒れれば……このチームは総崩れだ。 
いくらナポレオンが決め、ボッシがそれに貢献し、アモロが防いでくれた所で――競り負けてしまうだろう)」


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