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【最強マモノ】鈴仙奮闘記7【決定戦】


[953]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/06(火) 23:52:39 ID:Rek+Iej+
スペード・クラブ→「実は、日向さんがまだ幻想郷への販路を諦めていないらしくて…。
            細々とですが、こうして出張販売をしているんです」

鈴仙「へえ、そうなんだ。 …でも、大丈夫なのかしら?」

沢田「あはは…流石に、もうあんな派手な事は出来ませんけどね。
けれど、ヒューガー製の機械を使えば、僕みたいな貧弱な人間でも最低限の妖怪なら退治できますし。
あ、そうそう…という訳で当社の強みとして、幻想郷には無い高い機械技術と
外界ならではのトレンドアイテムが――あの、これは一部は香霖堂さんでも扱わせて貰ってるんですが…」

鈴仙「(うーん……私が言えた義理じゃあ全くないけど。 この子、セールスマンには向いてないわねぇ)」

雑談から上手くセールストークに入った沢田だったが。
彼の気弱で優柔不断な性格に違わず説明が下手な様子で…流石の鈴仙もあきれ返る。
しかし、セールストークが終盤に入ると、彼の言葉にはいよいよ熱意と悲壮感が溢れてくる。

沢田「…と、言う訳で! 今日は持ち運びしやすい物しか持てませんでしたが…いかがでしょうか!?
というかすみません! 僕ここでノルマ達成しないと日向さんの新必殺シュート開発の練習台になるんで…
若島津さんも反町さんも居なくなっちゃったせいで、日向さんの腹いせやノルマのしわ寄せが全部僕に来てるんで!!
買ってください!! すみません! お願いします!!」

ペコ! ペコ!   …ビタッ! ―――ペコォオオオオオ〜〜〜!!

仕舞いには180度お辞儀では飽き足らず、自ら地面に顔を付けて土下座までしてくる始末である。
根っこが善人というかお人よしの鈴仙は流石にこの態度に根負けし。

鈴仙「分かった、分かったから、せめて商品でも見てあげるわ!買うかどうかは分かんないけどね!!」

と、相手の要求を一部受諾する。
そしてそうなると沢田はボロ…ボロ…と涙を流しながら天を仰ぐ。恐らく、よほど売れなかったのだろう。
大人しく人里で商売していればいいものを、わざわざこんな竹林にまで来るくらいなのだから…。


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0ch BBS 2007-01-24