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【最強マモノ】鈴仙奮闘記7【決定戦】


[978]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/07(水) 22:07:01 ID:6cFjLmyA
B:もう買い物は良い。

沢田「あっ……」

鈴仙がそう告げると、沢田の表情から光が消えた。
……消えたが。沢田タケシはそれで折れる程の弱い男ではなかった。
彼は饒舌なセールストークをピタリと止め、そこからクルリと竹林へと歩く。

沢田は始めから、こうなる事はわかっていた。いや、むしろ感謝していた。
鈴仙の行動は、あくまでいきずりの優しさ、言ってしまえば偽善だったかもしれない。
けれど、それで良かったのだ。
その優しさが彼に待ち受ける過酷な運命(サッカー的な意味で)。
それを受け入れる勇気を、沢田に与えていたのだ。

沢田「(日向さんもよく社内放送で言ってたじゃないか。『感謝があれば何でもできる。
24時間働けないヤツは二流だ』って……。 そうだ。 僕は一流になるんだ。
それがこんな僕をいつまでも使って下さる日向さんに出来る、せめてもの恩返し……。
負けないぞ。僕は―――負けないぞ)」

気づけば、永遠亭は見えなくなっていた。結局、今日の儲けは1500円だった。
きっと会社に戻ると、彼はどてっぱらを何度もぶち抜かれる事だろう。
けれど、沢田はくじけない。試練を乗り越えて…更なる成長を遂げる。そう固く決意していたから――。

*沢田の評価値がやや上がりました。
*沢田の強化フラグが立ったかもしれませんし、ただの気のせいかもしれません。


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0ch BBS 2007-01-24