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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】


[228]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/14(水) 23:09:05 ID:p/RjIEbQ
A:てゐの作戦に乗ってやる。

鈴仙「(ま、折角の旅行だしね。 少しくらいはっちゃけようかな)
――そこまでもったいぶるなら、良い作戦なんでしょうね?」

てゐ「あったり前よ! まあ、私に任せときなさいって!」

輝夜「ちょっとー! 作戦会議長すぎよ、イナバズー?」

鈴仙「(もうちょっとマシな呼び名は無かったんでしょうか、姫様…)は、はいっ! すみません!」

結局てゐがどのような作戦で輝夜や永琳達を欺くのか。
それすら分からない状態で鈴仙は試合に臨む事になってしまった…。
そして―――!

永琳「じゃあ、貴女達のチームからサーブね」

てゐ「へいへ〜い(ひひっ、お師匠様も姫様も油断してるねぇ…? だけどその隙が――命取りっ……!)」

てゐは永琳と軽く言葉を交わしながらピンポン玉を手に取り鈴仙に渡して――。

てゐ「そのボールじゃなくて――これを使いな」

おくと見せかけてスッ、とすり替える。

鈴仙「(これは―――? ……って。 思った以上にしょーもない手を使うのね、てゐ)」


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