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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】


[229]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/14(水) 23:10:20 ID:p/RjIEbQ
その見た目は全く普通のピンポン玉を持った鈴仙は、てゐのしょうもない策略に気付き。
まあ乗りかかった船だからとフッ…と鼻で笑い、サーブを始める。

鈴仙「行きますよ、姫様!」

輝夜「ばっちこいよ、イナバ!」

やる気マンマンの輝夜の顔を見て、鈴仙は僅かに罪悪感を抱くも…。

鈴仙「(ええい! やけよ! 姫様、師匠―――お許しください!)―――ていっ!」

パコーン!

ピンポン玉を弾く。そのボールは輝夜達の陣地まで飛んで行き―――。

輝夜「ふふん、そんな遅い球楽勝よ! って」

ポコン! コロコロ……

全くバウンドせずに卓球板を転がり落ちる。すなわち、鈴仙チームの一点である。

てゐ「れ、鈴仙…零式ドロップを何時の間に!?(棒読み)」

鈴仙「(重り入りピンポンって…どう考えても反則でしょうがっ…! 通るかっ…! こんなもん…!!)」


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