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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】


[334]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/17(土) 16:31:44 ID:IHXEVdyg
J:誰も誘わず一人で行った。

鈴仙「最近はいつも皆と居過ぎてるかもだし、たまには一人で落ち着いた時間を過ごすとしますか…」

鈴仙はサイフを片手に、皆の集団からひっそりと隠れるようにバーへと向かった。
バー「SKY SERPENT」は、旅館一階のリクライニングゾーンと温泉との間の離れに位置しており、
ヘビとカエルをあしらった看板は可愛らしく。格式高さよりは気軽さを重視したデザインとなっていた。

カランカラン…。

早苗「いらっしゃいませ」

鈴仙「……やっぱり貴女なのね」

鈴仙を迎えてくれたのは、美しい緑に染まった長髪を持つ少女――守矢神社の風祝、東風谷早苗だった。

早苗「はい。 私下戸なんですけど、外界で読んでた漫画を見て、バーテンさんに憧れてたんですよ〜」

鈴仙のローテンションな呼びかけに対してどこまでもマイペースに話す早苗。
いつぞや暴走した早苗にコテンパンにされた恨み(?)を持つ鈴仙としては少し呆れてしまう態度だったが…。
周囲を見渡すとそこそこの客が静かにのんびりと酒を楽しんでいるようで、腕前は悪くないのかもしれない。

鈴仙「(相変わらず暢気ねぇ……っと。 さて、注文注文…)」

鈴仙が見ためは質素だが、中身は可愛らしくデザインされているメニューボードをチラリと覗きこむと。

早苗「はい、こちら御通しです。 御通し代はサービスですよ」

早苗が鈴仙の座ったカウンターにナッツの入った小皿を置いてくれた。


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