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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】


[368]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/18(日) 00:05:31 ID:paRrajU6
★余興とは…?→ スペード9 ★
ハート・スペード→「一発芸大会よ!」

妹紅「よっし来たァ! これで私の努力が報われるわ!」

慧音「(ちょっと待ってくれ妹紅。 お前はあるかどうかも不確かな一発芸大会の為に、私の家を3度もボヤ騒ぎにしたのか……?)」

妹紅と慧音の友情が一瞬だけ揺るぎそうになりつつも…場は大いに盛り上がる。

ウサギD「うぁぁ…やだよ、でたくないよぉ…」

ただ、ウサギDのように気弱な少女は決してそれを望みはしなかったが…

輝夜「あっ、勿論参加は自由だからね。 今時参加を強制しちゃったらちょっとしたパワハラだもの」

ウサギE「(良かったわね、Dちゃん……)」

輝夜の心配りによって解消される。
そしてその為に、選ばれし精鋭のみによる至高の大会が始まろうしていた。

鈴仙「(妹紅がとてつもなく張り切ってるわね…少し楽しみかも)」

座って観戦を決めこんでいた鈴仙だったが……。

てゐ「鈴仙は出ないの?」

てゐがひょこっと首を出して、楽しそうに鈴仙に突っかかって来る。

鈴仙「あのさぁ…。 私は何にもネタなんて仕込んでないし、面白い事なんて出来ないわよ。
そんな事いうなら、てゐが出れば良いじゃない?」

てゐ「むー…。 良いじゃん良いじゃん失敗したって減るもんなんて無いしさ。 出ようよ〜♪」


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