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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】
[428]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2013/08/20(火) 23:02:58 ID:/8VMpBnE
そして夜も一層更けて……
佳歩「う、う〜ん…私は大人だから…起き…」
ウサギE「すう、すう……」
慧音「やれやれ……今日は新月で助かったよ…」
妹紅「ふあーあ……」
輝夜「ギルメンは上手くやってるかしら……」
パスカル「(たまに良く分からない事を言うよな、カグヤさん……)」
ウサギ達を筆頭に、メンバーにも流石に酔いと疲れによる眠気が拭えない。
会話をしている者も居るには居るが…それももう語り尽くした感さえある。
そんな雰囲気を察してか、程なく輝夜が散会を指示して、宴会はつつがなく終了するのだった。
てゐ「んあー…早寝早起きが健康の秘訣というのに……起き過ぎたぁ」
鈴仙「ぷぷっ…凄い顔してるわね、てゐ」
てゐ「うるせーやい。 それに鈴仙ちゃんだって目赤いじゃん」
鈴仙「それは元から!」
鈴仙はてゐと並んで、ウサギ達を引き連れつつもマイルームへと戻る。
明るい宴会場を抜けると外はすっかり宵闇に静まり返っており、
昼時の熱い夏風は涼し気に鈴仙の火照った身体を冷やしてくれる。
歯磨きを済ませて、マイルームの自分用の布団に鈴仙がダイブした頃には、
昨日のような喧騒は全くなく。 すっかり皆も眠りについていたようだった――。
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0ch BBS 2007-01-24