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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】
[45]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2013/08/09(金) 23:11:37 ID:???
そして来生との会話がひと段落した頃だろうか。車は人里を抜けて緑の生い茂る妖怪の山麓の草原を走っていた。
確かこの辺りに穣子達が働いていたなあ…と思い鈴仙はキョロキョロと回りを見るが今日は見当たらず。
それでも、飛んでいるよりもゆっくりなペースで風を感じながら草原を歩くのは意外と爽快で、
鈴仙達一行は口には出さずとも、相当な満足感を抱きながら広めの車内で寛ぐ。そして―――。
来生「はいお待ちどう! 守矢神社行き架空索道乗り場だぜ!
もっとも神社までは繋がっていないけどな! そんじゃ、また練習来いよな、アリストテレス!!」
パスカル「(あ、ほんの少しだけ近くなった。 ――時代的に)」
程なく目的地へと辿りついた一行は来生の明るい見送りとともに車を降りて、
すぐ目の前にある木でできた籠のような乗り物がある掘立小屋の前に並ぶ。
ウサギB「うわあ…! これ前の文々。新聞に乗ってたやつだ! 結局完成したんだ!」
輝夜「――ふうん。 今までの幻想郷には無いカラクリね。 とってもプリミティブで素敵かも」
佳歩「だだだ、大丈夫かなあ…これ。落ちたりしないかなあ……」
ウサギC「そんときゃ〜ピクニックでいいんじゃな〜い?」
慧音「う〜む。確かに技術が進歩するのは良い事だが…妖怪の山の自然は大丈夫なのか?」
皆が思い思いの感想を口にしながらもの珍しげなソレを眺めていると。
店員「あっ、13名様でご来訪の蓬莱山様ですね。 お待ちしておりました!」
ほったて小屋の中から店員が現れる。
旅館の名前の入った半被を着ている事から、今日赴く旅館のスタッフであるらしかった。
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0ch BBS 2007-01-24