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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】


[485]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/22(木) 23:07:55 ID:u11B5zfU
DD
→ウサギC、ウサギDともにタックル

鈴仙「私達のチームは…意外とドリブル突破に弱いと思うの」

ウサギC「え〜っ、そうかなぁ。 だってもこーがいつもガアアッ! …って止めてるよ〜?」

ウサギD「あ…でも、そうかも。 だって、妹紅さんが居なかったら。 私たちはダメダメだし、
慧音さんも妹紅さんよりはタックルは得意じゃない。 姫様も――一対一だったら
お師匠様に助けて貰うヒマが無い、っておっしゃってた。 だったら…?」

鈴仙「賢いわね、Dちゃんは。 …そう。私達は現状、ドリブラーに対抗できる手段が少ないと思うの」

ルナティックスが今まで戦って来た相手には、シュータ−を中心とするチームが多く、
ドリブラーというものは余り居なかった。
しかし、これから全幻想郷選抜大会で勝ち進むとなると、そうもいかないだろう。
生粋のドリブラーという人種が、この幻想郷に確実に存在しているし、
幻想郷トップクラスのプレーヤーがシュートばかりを放ってくれる保証はどこにもない。
彼女達はシュートだけでなく、ドリブルも得てして一流なのだから。

ウサギC「ななな、なるほど〜…!」

鈴仙「――だけど、大丈夫。 今日から貴女達が、ルナティックスの頼れるストッパーとなるのよ!
さあ! 私がタックルを基礎から教えてあげるわ!」

ウサギC「はい! ししょ〜!!」

ウサギD「がんばります!」


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