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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】
[564]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2013/08/25(日) 17:38:29 ID:rzy11rDM
★幻想郷ストリートバトル情報→ スペードJ ★
スペード→「修行者装束の少年と仙人が、修行の一環と……」
慧音「そう。 あれは昨日の夕方の事だったなぁ…」
慧音は昨日にあった出来事を回想する。
〜回想シーン〜
慧音「ふう……今日の練習も疲れたな」
まだまだ明るい夏場の竹林を飛んで、人里へ向かう慧音。
歩きでは半日近くかかる竹林も、空を飛べばあっという間と飛ばす彼女だったが。
人里の門をくぐると、早速困難に出くわす事となる。
慧音「……ん? また何か騒がしいな」
人里の入り口付近には人だかりが出来ていて、群衆があれやこれやと歓声・罵声を上げている状況。
今度は一体誰だと慧音が人を掻き分け進むと―――。
若島津「キエエエエ〜!」
ビュン! ビュン! ドゴオオオ!!
華扇「駄目です! 貴方の拳には心が無い! 斯様な力は偽者よ!」
ヒューガーズの空手GK、若島津健と片腕有角の仙人――茨木華扇の二人が組み手を行っているようだった。
若島津は熾烈な打撃を繰り返し、華扇はそれを悉く受け流す。
しかしその実力差は歴然であり。人外たる華扇に、若島津の力は通用しない。
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0ch BBS 2007-01-24