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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】


[580]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/25(日) 20:32:19 ID:rzy11rDM
★来生のドリブル練習→ ダイヤK ★
→来生のドリブル+1!
★パスカルのスキル練習→ ダイヤ2 ★
それ以外→フラグ習得! 今度から永遠亭内で練習可に!(スキル経験値は0/10スタート)

来生「ハッハアーッ! 今日の俺は気分が良いぜーッ!」

パスカル「(……確かに今日のキスギのドリブルは冴えている! こうして調子にムラがあるのも似ているが…
その方が却って好都合だ!)でりゃあああ!」

来生の軽やかなクリップジャンプに合わせ、パスカルは下からクリップタックルを仕掛ける。
来生の態勢は僅かであるが揺らぎ、ボールをこぼしそうになるも……

来生「あーら、よっと!」

踵を使ってボールを自分の身体の中央へと持っていき、そこから軽くルーレット。
これだけのテクニックが無意識に行えるのは努力というより、どう考えても彼の才能に依る所が大きいが…。
とにかくも来生はボールを渡さない。

パスカル「よし……!」

だというのにも関わらず、パスカルは満足していた。

パスカル「(大分集まった。 ボールを離した時の相手の動き、こぼれ球になった場合のボールの動き。
そして、選手のコンディションの動き! 後はこれを、練習だけでなく実戦でも活かす事が出来れば――!)」

元々、パスカルは技術の向上の為だけに来生と練習をしているのでは無かった。
そして、更に言うと、パスカルは来生という、ディアスに似たタイプの選手だからこそ練習をしたいと思った。

パスカル「(……この技術が結実した時。 俺はディアスの能力を最大限活かしきる選手となれる!
そして…仮にディアスがおらずとも、この技術は大きく役に立つ筈だ!!
―――強いて言うなら、本当はもっとキスギのシュートも見たかったが……)」


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