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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】
[657]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2013/08/27(火) 00:00:19 ID:L5OjiIfg
★魔理沙→マスタースパーク 57 ( ハートJ )( 3 + 5 )+(フリー補正+2)=67★
★森崎→がんばりセービング・改 62 ( ダイヤ10 )( 1 + 4 )=67★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球になる。
全てを焼き尽くすレーザー状の弾丸シュートはしかし、狭いゴールの右隅を的確に目指す。
魔理沙はシュートコントロールが何時までも下手である事をコンプレックスに思っていたが、
(友人がボールを操る天才からだったかもしれない)
それでも努力の結果、必殺のマスタースパークには威力と精度とを同居させる事に成功させていた。
魔理沙「(よし! 上手く蹴れたぞ…! この調子なら、少なくともゴールには……!)」
自分の放ったシュートに、絶対の…とまでは言わずとも中々の好調を感じ取る魔理沙。
この威力ならば、あの萃香ですらゴールを許さざるを得ない。
いくら森崎が外界の少年達でナンバーワンのGKであったと言えども、このシュートに反応できるかどうか。
……そう魔理沙は考えていた。否、考えて『しまった』。
魔理沙があそこまで忌み嫌っていた自惚れを、また行ってしまったのだと気付くのに、
そう時間はかからなかった。
ギュウウウウン!! バリバリバリ!!
轟音を上げながら唸るボールを暫く直視した森崎は、確信を持って。
森崎「―――ここだ!」
――――バッ!
身体中のバネをフル活用し、ボールに食らいつく。
頑張って、頑張って、がんばり抜いたその動きは一周して一切の無駄が無く。
まるで一種の芸術かのように、最短距離を通っていく。
森崎はいつの間にかボールの真正面に立っており―――。
ガッシイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!
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0ch BBS 2007-01-24