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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】


[784]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/30(金) 23:11:32 ID:???
Aふらの中学サッカー部

ゆっくりと。落ち着ける姿勢を取りながら、鈴仙は意識を別次元へと没入させていく。

鈴仙「(………ここは……ぬかるんだ大地? そして…ラベンダーの香り?
そして、夏のきりりとした日差しと吹き抜ける涼しい風の気配。 私は……?)」

〜ふらの中学 サッカーグラウンド〜

依姫「さて、お久しぶりかはたまた、また会いましたね、か。 歓迎しますよ、古いレイセン」

依姫の凛とした鈴のような声で、鈴仙は眼を覚ました。
どうやらここは公立中学のサッカーグラウンド…と、いうよりはグラウンドであるらしい。
運動会の時に設営されるようなテントにはブルーシートが敷かれていて、
そこにはルナティックスメンバーが体育座りをしていた。

鈴仙「あっ、依姫様…! この間はお駄賃、ありがとうございました…!」

依姫「さて? 何のことやら。 私は貴女の脳内の住民で、決してそんな器用なマネはできませんよ。
―――……と、そんなふうにしておきなさいな」

最後の方をひっそりと告げる依姫。鈴仙はその空気を何となく察して、これ以上話題には口を開かない。
大人の都合的な事も、世の中にはあるのだろう…。

依姫「さあ、それよりも今は仲間達と戦略を練るのが大事ですよ!
このメンバーで試合が出来るというのも、本当に奇跡的な出来事なんですからね!!」

鈴仙「は、はいっ……」

前回の試合と異なり、戦術について指揮を執るのは何時も通りの永琳である。
しかし、いつもの試合の時までの厳格さは無いように思える。
これならば、鈴仙ごときでも発言を通してくれそうな気がする。


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