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玉露
[634]>>633りょです。それでは白糸台編、もうしばしお付き合いを ◆2pV1gRdG.o
:2013/08/26(月) 01:56:09 ID:???
好きだと言われたことなど今までなかった京太郎の頭は真っ白だった。
そりゃあ、ゲームを通して色々美少女とお近づきになって、ひょっとしたら…。
そう思わなかったわけではない。しかし、こうして本当の告白は違う。
京太郎「(お、俺は淡のことって…!?)」
おもち、ないじゃん。自分の好みのタイプとは外れてるじゃないか。
そう。淡に興味…というか、関心を抱いたのはその強さというか態度だった。
最初は何て奴だと思った。絶対に一泡吹かせてやるぜ、淡だけに!とか思っていた。
しかし、二度目の挑戦から淡は変わった。それまでうぞーむぞーと歯牙にもかけていなかった自分を認めたのだ。
それがどことなく嬉しくて、何度も休憩スペースで話したりした。
京太郎「(でもそれって、好きとかどうとかじゃなくて…)」
気の置けない友人のような関係、清澄での自分と優希や咲との立ち位置。
そんな感じだった、はずなのだが……。
それなのに、どうしてかこの告白がどうしようもなく嬉しい。
京太郎『なんで淡はそんなに俺と打ちたいんだ?』
淡『今度こそは勝ってやるって強くなってぶつかってくるじゃん?だから、本気でぶつかってみたいの』
ふと、自分の中で好意のスイッチが切り替わったであろう瞬間を思い出した。
どこまでも純粋に、まっすぐに自分の強さを信じ、進んでいく少女。
その姿にいつしか、憧れに近い感情を持っていたこと。それを強く認識した瞬間を。
京太郎「えっと……あのさ」
淡「………なにさ」
京太郎「非常に微妙な返しで申し訳ないんだけど、俺も……お前のこと好きだな」
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0ch BBS 2007-01-24