淡と共に冬の大会を戦い抜くスレ

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淡と共に冬の大会を戦い抜くスレ

[556]◆2pV1gRdG.o ：2013/09/08(日) 21:57:28 ID:???
淡「細かい星の名前を覚えるのってそんな好きじゃないんだけど、見てるだけってのは好きだよ」

京太郎「はは、それ含めてイメージ通りだよ」

それどういう意味さ？と口を尖らせてくる淡をスルーして、2人分のチケットを買う。
上映時間は割とすぐで、すぐにドームの中へと入る。
程なくして、暗くなったドーム内に天体が映し出される。

淡「わぁ～……」

好きという言葉の通り、瞳を輝かせドームの星を見つめている。
そして見ているだけ、という言葉の通り、解説はまるで目に入っていないようだ。

京太郎「思ってたより喜んでるみたいでよかった」

淡「そういうのどうでもいいからさ、キョータローも見てみなよ。綺麗だよ」

京太郎の言葉を遮り、ドーム内を見つめるように促す淡。
言われてみればそうだ。デートで相手が楽しんでいるのだ。
自分も余り普段見ることのない、天体の美しさを鑑賞しよう。京太郎もそう思いあまり会話のないまま。
しかし険悪ではなく、どこか夢の中にいるような空気の中で上映時間を過ごすのだった。
………

京太郎「凄い集中してたよな、好きっていうか大好きなんじゃないか」

淡「んー、そうかも。頭空っぽにしてさ、ああいう星空見るのが好きかな」

プラネタリウム外にある休憩所で飲み物と甘味を取って休息。
夕食も一緒にしようと言ったのだが、本人曰く「甘いものは別腹」らしい。
よく聞く言葉だが、それは本当なのだろうか。

前次写

0ch BBS 2007-01-24